尾山台今昔物語_1920041213

等々力渓谷と等々力不動
尾山台から等々力渓谷へお散歩コースとしてお勧めです。四季を肌で感じられるところです。


■東京都指定名勝 等々力渓谷

等々力渓谷は、国分寺崖線(がいせん)に矢沢川が浸食してできた全長約1kmの東京23区唯一の渓谷です。この渓谷は深さ10m程度あり、渓谷の斜面には武蔵野の代表的な植物のケヤキ、シラカシ、コナラ、ヤマザクラ、イロハカエデなどの樹木と常緑シダ類のような湿生植物が繁茂しています。渓谷のいたるところから水が湧き出ています。

等々力駅よりの渓谷公園入口

渓谷から見上げるゴルフ橋

等々力渓谷に飛来する様々な鳥たちは、
ハシブトカラス、キジバト、オナガ、シジュウカラ、ツグミ、コゲラ、アオジ、メジロ、ウグイス、スズメ、ジョウビタキ、ヒヨドリ、ムクドリ、セキレイなどです。


カルガモも散歩中?のどかな渓谷

等々力渓谷は訪れる人が絶えることがありません

その他季節によって時には見られる野鳥は、
コサギ、カルガモ、コジュケイ、キジ、ツバメ、ハクセキレイ、モズ、ルリビタキ、アカハラ、キビタキ、シメ、ワカケホンセイインコ、ハシボソカラスなどです。

12月に入っても紅葉と緑のコントラストが楽しめます
 


■等々力不動尊


渓谷の南端にある等々力不動尊は地域の人びとからお不動さんとして親しまれています。正式には瀧轟山明王院といい、真言宗中興の祖、興教(こうぎょう)大師が開いた満願寺の別院です。不動尊の左階段下には「不動の滝」があります。古来から今日まで滝に打たれ行をする人々が各地から訪れています。

等々力不動尊本堂

本堂の大提灯

等々力の地名は
一説にはこの滝の音が響き渡り
「轟(とどろ)く音」に由来しているという説もあります。
 

この滝の右手は、武蔵野台地を形成する地層が観察できる場所としても知られています。地層は上から黒土層、立川ローム層、武蔵野ローム層、武蔵野礫層、上部東京層の順で見られます。

参考文献
(1)東京都文化財ウィーク「都指定名勝・等々力渓谷」(東京都教育庁)
(2)「等々力渓谷周辺案内  等々力渓谷」(世田谷区玉川総合支所)

『尾山台今昔物語』プロジェクト 担当 =M