尾山台今昔物語_1020040809

せたがや百景 等々力の満願寺(まんがんじ) [等々力3-15]

満願寺に行っていろいろ伺ってきました。

真言宗智山派の名刹(めいさつ)で致航山(ちこうざん)感応院(かんおういん)満願寺といいます。

文明2年(1470)、定栄和尚によって開山されたといわれています。ご本尊は大日如来です。

もとは深沢の兎々呂城(とどろき)内(現在の都立園芸高校)にありましたが天文年間に現在地に移転されました。 江戸時代、三代将軍家光より寺領十三石が与えられ御朱印寺になりました。山門の額は江戸時代中期の儒学者で書家の細井廣澤(こうたく)、本堂の額は廣澤の子、九皐(きゅうこう)の筆です。細井廣澤は、元禄年中その武芸をもって柳沢吉保に重用され、晩年は玉川を愛して蕉林庵玉川(しょうりんあんぎょくせん)と称しました。当代の名筆家として知られている。寺内の廣澤の墓は国の史跡に指定されています。


■昭和33年のかやぶき屋根の満願寺本堂全景


■現在の満願寺本堂全景


■満願寺本堂


■江戸時代、満願寺住職が時の将軍にご進講のため江戸城に上がった。
その時に使用した乗り物。ご住職からこれは駕籠ではなく「乗り物」というご注意がありました。境内からガラス越しに見ることが出来ます。

『尾山台今昔物語』プロジェクト 担当 =M